活動報告

2009

2009年8月 早月川・角川地区開発促進協議会の要望

 ご無沙汰しております。

浜田です。


 このたび、うちの会派で「社会を、暮らしを考える!」と題して講演会をやることになりました。今回はそのご案内です。

魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-講演会チラシ

演 題:政権交代とこれからの地方

講 師:本田雅俊(政策研究大学院大学 准教授)

日 時:2月12日(金)18:00~19:30(予定)

場 所:サンタマリート

対象者:誰でもOK

その他:入場無料


 会派・士心会では世の中の諸問題に関して市民の皆さんと「共に勉強し考える」ことが大切であると考えています。特 に政治に関しては、生活とは別の場で私たち市民とは違う次元の世界の話だと思われがちです。しかし、政治は生活の延長線上にあり、一緒に考える中で、より 良いアイディアが、ひいてはより良い社会を作っていくことができると思っています。ぜひ、講演を機会に政治や社会、また地域のことなどを考えていくヒント にしていただければ幸いです。

2009年7月 市長のタウンミーティング

 7月15日は下中島地区での市長のタウンミーティングでした。魚津市や地区についての諸課題を市長と論じるため約60名が参加され、提言・提案が行われました。


魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-タウンミーティング2

魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-タウンミーティング1

1.住吉小教育振興会より

 ・医療費助成の引き上げについて

 ・児童手当の増額について

 ・学校規模適正化について

 ・学校規模適正化を見込んだ場所への児童センターの建設について


 市長は行政がどこまで子育てをしなくてはならないのか、キリがないではないかと児童福祉の単なる拡充には消極的で した。しかし、家庭や地域で子供たちを見守り育てることができないか、ここにはそのやれる力があると述べました。学校規模適正化については9月の議会で計 画を出すとのこと。


2.国道8号より湾岸道路へのアクセス道路について

 8号線から湾岸道路への縦筋の道についての意見でした。新設は難しいにしても、早月川河川敷の道路を利用できないかとの案に、大きな道でなくて良いのであれば早月川の河川管理道路として整備するように理屈づけることは可能だとのこと。


3.魚津水族館について

 仕事帰りの利用やデートスポットに使えるよう、カフェやレストランの充実や夜間の延長営業を求めることと水族館と地区がもっと相互に協力し合うことの提案がありました。

 テナントのカフェやレストランには自分たちだけで客を呼び逆に水族館に寄っていってもらうよう、水族館との相乗効 果を出してもらえるように申し入れること。また総合公園の管理委託を受けている市施設管理公社との関わり、イベントの共催についてなど積極的に推進すると のことでした。


4.空き家対策について

 空き家となって使用されない土地の有効活用を市・地主・地区住民が協力してできないか、具体的には市民農園や資源回収常設ステーションなどにできないかとの提案がありました。

 大町の海の公園は芝生などを全て地元がやってくれたそうで、地域振興会などとも協力することでできることがある、不審者や雑草などが問題化する前になんとかしなくてはならないとのことでした。


5.出産について

 魚津で出産できる場所がない。他市で産んで魚津に戻って来いだなんて都合がいいとは思わないか。助産師さんに相談できるところができないかとの意見がありました。

 これについてはたくさんの方から言われるが、富山市民病院が分娩を止めるくらいなり手がいない。たとえば女の先生 が働き続けられるよう、子育てをサポートする体制なり整えないといけない。新川地区を代表して取り組んでいきたい。また、助産師さんは健康センターにいる のでそこで助言を受けてほしいとのことでした。


6.高波被害について

 町三ケのちびっ子広場に波がかかる被害が出ているとの意見がありましたが、国・県に申し入れるので詳しい状況を教えてほしいとのことでした。


 大まかに以上でタウンミーティングの様子をお届けしました。自分たちの街の将来について、意見を交わすことは非常 に有益なことと思います。その際、「自分たちはこういったことがしたいから、あなたがたも協力してくれないか」と、誰か他人にしてもらう要望ではなく、ま ず自分が動く姿勢を見せることが一番大切なのではないかと思います。昔、大学の恩師から「先ず隗より始めよ(事を成すにはまず自分から)」との言葉をいた だきました。今は私の座右の銘として心に刻むようにしています。

2009年7月 片貝川ウォッチング&青空総会

 7月15日、稗苗県議からお誘いを受けて「片貝川の流れを戻す会」のイベントにお邪魔してきました。


片貝川ウォッチング
魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-片貝川2

魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-片貝川1


 吉島小学校と天神保育園の児童たちが参加して、片貝川クイズやイワナの放流がありました。しかし、お手伝いしていたらシャッターチャンスを逃してしまいました……。


 空模様が怪しくなる中ギリギリセーフと思ったら、吉島の小学生が帰り道どしゃ降りに。猛暑日でしたので子供たちにはスコールも楽しめたんじゃないでしょうかね。

2009年7月 にぎわいサロン「がや我家」

 7月7日の七夕の日に中央通り商店街でにぎわいサロン「がや我家(がやがや)」がオープンしました。


オープニングセレモニー
魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-よさこい

がや我家
魚津市議会議員 浜田泰友の言いたい放題!-がや我家


 がや我家は商店街の空き店舗を利用したもので、商店街を訪れるお客さんがちょっと立ち寄って休憩したりトイレを使用したりできるようなスペースです。他にもポスターや写真、さまざまな展示物などがあります。


 「何やってるお店け?」

 そんな方はぜひ一度足を運んでみてください。

2009年4月 天地人トークショー

 NHK大河ドラマ「天地人」のトークショーに行ってきました。


NHK大河ドラマ「天地人」トーク ~舞台はいよいよ魚津城の戦いへ~

http://www.nhk.or.jp/toyama/event/21007/index.html


天地人あらすじ

http://www9.nhk.or.jp/taiga/story/index.html


 天地人ではついにここ魚津をめぐる局面が放送されます。昨日の放送で、東越中の要衝である魚津城を守るべく吉江宗信と安部政吉が志願するシーンがありました。その二人を演じる、山本圭さんと葛山信吾さん、それと「天地人」制作統括の内藤愼介さんがいらっしゃいました。


 当時、魚津城に植えられていたと言われる常磐の松。この木で作られた机を前にしての1時間半の楽しいトークでし た。冒頭で内藤さんが「どうして題材に天地人を選んだのか」との問いに「1億円の仕事と100万円の仕事で、100万円の仕事を選ぶような男たちの物語を 描きたかった」との趣旨の答えをされていました。金銭といった物欲ではない自分の中にある価値。それを大切にする生き方を日本人は元々していたのだと。私 も今際の際にはそんな人生を送ったと言いたいものです。

2009年4月 魚津しんきろうマラソン

 ご無沙汰しております。今日は魚津しんきろうマラソンが開催されました。あいにくの悪天候で正午付近には強い雨風でテントが飛ばされそうになっていましたが、マラソンは雨天だろうが関係なく、参加された皆さんには楽しい思い出ができましたでしょうか。


魚津しんきろうマラソン公式HP
http://www.spo-uozu.com/umara/toppege.html


 私も「蜃気楼見たけ?」のハッピを着て5kmの部に参加しました。結果は26分5秒で一般男子102位。もう少しで二桁だったのかー。もう少し走りこんでおけばよかったです。来年こそは……。

2009年3月定例会 一般質問

 明日は一般質問で壇上に立ちます。5人目なので開始時間は大体14時から14時半くらいを見ています。質問要旨を以下に記します。よろしくお願いします。


1.電源立地地域対策交付金について

[答弁:副市長]


・交付金事業の進め方について


 水力発電施設の整備に伴い、電源立地地域対策交付金が交付されている。過去5年間の同交付金の積立と平成21年度 交付分で片貝川流域環境整備事業が予定されている。電源立地地域対策交付金とはどのような制度であるか問う。また今後の同交付金の用途についてどのように 計画しているのか問う。


 交付金事業の進め方であるが、市民への周知はどうであったのか。またこれからどのようにしていくのか。広報、CATV等あるが、周知方法について問う。


 事業内容についてであるが、一方で公共施設の在り方検討を先送りにし、一方で新たな公共施設を建造するという。既存のものも計画中のものも全て含めて公共施設の在り方を検討する中で、必要な施設として導き出すべきではないか。市の見解を問う。


【資料】

・電源立地地域対策交付金

 発電用施設の立地地域・周辺地域で行われる公共用施設の整備、地域活性化を目的とした事業に対し交付金を交付し、発電用施設の周辺地域活性化を促進するとともに、発電用施設の設置にかかる理解促進等を図るもの


2.教育について

[答弁:教育長]


・教育現場の負担軽減について


 近年、学校が求められる役割は多岐にわたり、教職員の負担はますます重くなっている。また一部の指導力不足の教員が学校への信頼を失墜させ、評価の低下がそのまま教員のモチベーションの低下を招く悪循環に陥っている。一度この悪循環を断ち切らねばならない。


 学校への理不尽な要求を行うモンスターペアレントという語が世に出て久しい。魚津市でも残念ながら該当する保護者の方はおられるようだ。この現状について、どのように取り組んでいるか問う。


 また、給食費未納問題について、魚津市には就学援助制度があり、収入の少ない家庭には教材費や給食費などを全額支 給している。しかし、収入があっても支払っていただけないケースが存在する。集金は担任の先生を始め教頭、校長など学校が行うこととなっている。教育現場 の負担軽減の一策として、市が行うようにできないか。


【資料】

・学校司書

 小学校・中学校・高等学校の図書館で専門的職務に従事する教員のこと。

 H19 (10名)、H20 5,493千円(9名)、H21 5,465千円(8名)

 H21.3広報で若干名を絶賛募集中


3.財政について

[答弁:企画総務部長]


・財政再建の方針について


 20年度補正予算において減収補てん債が1億2千万円、21年度予算では5億9千万円の臨時財政対策債が計上され ている。国が認め、後年の交付税措置があるとはいえ、これらはいわゆる赤字地方債であり、その年度における歳出は同じ年度の歳入をもって支弁する「会計年 度独立の原則」に反するものである。


 税制の原則として「量出制入(出ずるを量って入るを制す)」との言葉がある。必要な歳出がどれだけかを計算し、そ れに応じた税を徴収するということである。しかし、地方自治体が膨らむ歳出に合わせて増税をするなどはあまり考えられない。現実には「量入制出(入るを 量って出ずるを制す)」である。税収が不足したならば、それに見合った事業内容に縮小すべきであり、将来の世代に負担を先送りすることは厳に慎まねばなら ない。


 市の貯金である財政調整基金は20年度の5億7千万円から2億円を取り崩し21年度は3億7千万円となった。基金残高のピークは8年度の17億6千万円とのことだが、適正額の指針はあるか。


 赤字地方債、財政再建、財政調整基金について、それぞれ市の見解を問う。


【資料】

・減収補てん債

 税収が国の見積もりを下回った場合に発行できる地方債。後年度に地方交付税で75%を措置。


・臨時財政対策債

 地方交付税の交付額を減らして、自治体に地方債を発行させる制度。後年度に地方交付税で全額を措置。


4.医療について

[答弁:民生部長]


・医療崩壊について


 医療はセーフティネットの一つであり、市民生活に欠かせないものである。日本の医療はそのクオリティ・アクセス・ コスト、全てにおいて世界でも最高水準を誇っていると言っても過言ではない。しかしそれは、現場の医師や看護士の犠牲の上に成り立っていたが、医療現場の 我慢も限界にあり、特に産科や小児科ではそれが顕著に表れている。


 魚津市においても救急出動件数は10年前と比べて3割以上増加しており、また緊急搬送者の4人に1人が入院の必要がなかったと聞いている。夜間や休日など通常の診療時間外に診察を受けるコンビニ受診が増えているのではないか。


 新川医療圏における医療現場の状況をどう把握しているのか。医療現場の負担軽減についての見解、またどのような施策を実施しているのか問う。


【資料】

・県立柏原病院の小児科を守る会

 兵庫県では県立柏原病院の小児科の存続問題にあたって住民自らが立ち上がり、小児科の存続に成功した。それは行政 や金銭に頼った解決でなく、「コンビニ受診を控えよう」「かかりつけ医を持とう」「お医者さんに感謝の気持ちを伝えよう」の3つのスローガンを掲げ、医療 現場の負担を減らしたことによるものであった。

2009年3月 予算全員協議会

 今日、3月2日は三月議会の開会でした。市長の提案理由が終わると全員協議会です。委員会室に議員、三役他部課長が雁首を揃えて6時頃まで21年度予算と議案、20年度の補正予算の概要説明が行われました。


 明日はその予算と議案について予算全員協議会(予算全協)にて20分の持ち時間で質疑応答を行います。私の順番は9時から。トップバッターです。うう、緊張するなぁ……。


 そんなわけで、質疑内容をまとめていたら恐ろしい時間になってしまいました。少しだけ、どんな質問をするか公開します。明日、予算全協に参加される関係者の方はここでブラウザの×ボタンを押してくださいね。



【まちなか居住】

予算書p.173 まちなか居住支援事業補助で500万とあるが、H20は10件440万の申込みがあったが、まだ周知が十分でなかったと聞いた。申込みがオーバーした場合はどうなるのか。(都市計画課長)


・まちなか居住 H20 10件 4,400千円


【生ごみ処理機購入費助成】

予算書p.152 生ごみ処理器の助成は何件を見積もっているか。現在までの普及率は。(環境安全課長)


・生ごみ自家処理器購入費助成 420千円

・申込み数 H12 260件、H18 26件、H19 23件

・普及率 3.6%(H19)


【学校図書館司書】

予算書p.181 学校図書館司書は5,465千円の予算で何名いるのか。(教育総務課長)


 前年度より微減であるが、一人当たりの金額が少なくないか。


・学校図書館司書 H20 5,493千円(9名)、H21 5,465千円

・H21.3広報で若干名募集中

2009年1月 議会だより編集委員会

 1月14日に議会だより編集委員会が開かれました。議題は2月発行の議会だよりの校正と今後の議会だよりについてでした。


 まず、以前の委員会で提案し各派代表者会議で却下された、ホームページに行政視察報告を掲載する案についてです。 現在の議会だよりは本会議での質問については詳細に掲載されているものの、他の事項は紙面の問題もあり載せられていませんでした。委員会などの報告も出し た方がいいということで、その一歩として行政視察報告を紙面の制約が無いホームページに掲載してはどうかと提案したものです。これは報告書の様式が統一さ れていないことが不同意の理由だったため、来年度より様式を統一することに決まりました。


 次に議会だよりのレイアウト、原稿編集などの変更について提案しました。現行デザインでは文字が多く見づらいため、見やすさ、わかりやすさを優先します。また誰がどんな質問をしたかわかりにくいため、発言者の責任という観点からも、質問した議員の名前を明記します(現在の議会だよりは個々の質問に質問者の名前が記されていません)。


 具体的には質問した議員につき1/2ページとし(滑川、南砺市議会さんの議会だよりのようなレイアウト)、テーマを決めて読者(市民)の意見を募集し掲載するなどといった企画ページや委員会報告などのコーナーを設けること、を提案しました。


 現状の議会だよりは常任委員会ごとに議会での質問事項がまとまっているため内容の重複部分がなく変更する必要はな い、事務局と委員の役割分担をどうするのか、読者ページはもう少し案を練る必要がある、などの意見が出てなかなか収拾がつきませんでした。どちらにせよ各 派持ち帰りで協議することとなるので、次回に持ち越して、企画要旨を文書にまとめて提出することとなりました。


【参考】


滑川市ホームページ 議会事務局

http://www.city.namerikawa.toyama.jp/content/pg/news/sechp.asp?npno=3


南砺市議会ホームページ

http://gikai.group.nanto-e.com/

2009年1月 在来線等まちづくり特別委員会

 1月13日に在来線等まちづくり特別委員会が開かれました。協議事項は去年に新川地区の高校で実施してもらった通学手段についてのアンケート集計結果の考察です。


 集計結果から読み取れることとして、


・魚津工業高校、新川みどり野高校で黒部駅を利用する生徒が若干名いること

→相互乗入れで経田駅を利用できるようになる

・上市周辺の駅を利用する魚津高校の生徒が多いこと

→地鉄で乗換なしで利用できるため

・夏季と冬季で電車利用者数が変わるため考慮に入れる必要があること


などの意見が出されました。また、高校再編も視野に入れて協議する必要があることなどの意見も出されました。この結果は市とも内容をすり合わせして、相互乗入れを県へ要望していきます。


 また、その他の協議事項というものがありまして、当初の協議事項の他に、関連事項で協議すべきことや報告を提案することができます。


 今回は電鉄魚津駅前で起こった高齢者ドライバーの人身事故を引き合いに出して、免許返上制度を公共交通の利用者増 への取組みの一環にできないかを提案しました。魚津の公共交通は実際不便で、高齢者としても生活のために車を手放せない状態です。また在来線の相互乗入れ にしても利用者を増やす取組みをしなければ、将来は経営難のため廃駅になることすらあり得ます。安全と生活を守るためには知恵を絞る必要があります。

 しかし、当特別委員会は調査研究の場であり趣旨に合わないとなりました。残念です。「本会議で自分で市に提案したら?」と言われましたが、その通りかもしれません。ただ、要望するだけの状態でいいのか、将来の公共交通は本当に大丈夫なのだろうか、という危機感、焦燥感があります。それを他の委員の方にも共有して欲しかったのですが……。

2009年1月 新人議員アンケート

富山県市町村新聞に昨年初当選した議員への年頭アンケートが載りました。以下に全文を記載します。

●あなたに出馬を決意させたもの(キッカケ)は何でしたか。

国政の不甲斐なさを見て。


●議員になる前と現在と何が一番違いますか。

お酒を飲む機会。


●極めて厳しい経済環境の中、将来になかなか夢が描きにくい状況ですが、「住みたい、住み続けたい」地域づくりのために、どのような取組みが必要だと思いますか。

学校で努力することの大切さを教えること。


●住んでいる地域の好きな(または好きだった)景色・風景を教えて下さい。

子供の頃、まだ砂浜の残っていた海。


●雪の多い地域ですが、思い出や楽しいエピソードはありますか。

学生時代、アルバイトに行った先で終わって外に出たら雪で車が埋まって掘り出すのに一苦労だったこと。


●あなたにとって「なつかしい味」を教えて下さい。

ミルメーク。

2009年1月 事務事業評価

魚津市では市が行っている施策や事業についての評価をホームページで公開しました。

http://public.city.uozu.toyama.jp/project/1100/718/718_29.html


行政活動を政策、施策、事務事業の三つのレベルに分類し、それぞれを次のように定義しています。政策は「行政活動 を大きな視点から、目指すべき方向や目的を示したもの」、施策は「政策という大きな目的を達成するための個々の方策」、事務事業は「施策の目的を達成する ための具体的な手段で、目に見える業務」です。平成20年度で実施した昨年度の施策評価は42、事務事業評価は641ありました。


私は選挙公約で「声を届けるしくみ」づくりを提言し、市政への評価を市民が行うツールとして「市政通信簿」を導入するように訴えました。今、魚津市では施策・事務事業の公開を始めました。これはあくまで市が自分で自分を評価している状態です。さらに市民がどう評価する筋道を作るか、ここが一番大切です。公開したことは一歩前進としても、それだけでは不十分なのです。しかも、事務事業評価票は1300ページ近くにもなり、目を通すだけでも一苦労です。


「市は公開しましたよ。後は市民の皆さん勝手に見てくださいね。」これではいけません。もっと双方向に情報の交換ができる形にしていくことが求められます。

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